厚生労働省実施精度管理調査において、平成21年度も最高の「S」評価機関に格付けされました!

 平成22年7月16日厚生労働省発表の平成21年度水道水質検査精度管理調査結果によって、当事業団は、連続して最高の「S」評価機関に格付けられました。

 また、当事業団は、平成19年度から平成21年度までの3年間においても、全て最高の「S」評価を得ています。なお、過去3年間の連続して全て最高の「S」評価を受けた分析機関は、平成21年度対象213機関中78機関(全体の36.6%)だけであり、当事業団の技術力の高さを示すことができたと考えています。

 当事業団では、これからも積極的に技術力の向上を図り、高品質な測定結果をご提供させて頂きます。


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- 水道水質検査精度管理調査とは -

 水道水質検査精度管理調査は、毎年、厚生労働省より参加機関(登録水質検査機関)に対して検査対象物質を一定濃度に調製した統一試料が送付され、参加機関は統一試料の検査を実施し、その結果を厚生労働省に提出する方法で行われるものです。

 平成21年度の調査結果では、水道水質検査の精度管理調査に結果に基づき、全国の登録検査機関213機関を対象に、S,A,B,Cの4つの階層に区分して検査機関の評価が行われました。その結果、当事業団では、最高の評価である「S」評価機関に格付けられました。

 なお、211機関の評価内容及び各評価ランクの機関数は以下の通りです。

 検査対象項目:鉛・アルミニウム・ホルムアルデヒド


 平成21年度評価結果
 S評価(137機関:64.9%)………精度管理調査で全項目(物質)のZスコアー評価が「満足」

                    であった機関

 A評価(30機関 :14.2%)………精度管理調査で全項目(物質)のZスコアー評価に「不満足」

                    及び欠測がなかった機関(ただし、Sを除く)

 B評価(44機関 :20.9%)………精度管理調査で全項目(物質)のZスコアー評価に「不満足」

                     及び欠測があり、是正措置を講じた機関(ただし、Cを除く)

 C評価(0機関 :  0%)………過去3カ年に水道法第20条の12に基づく改善命令を受けた機関。

                   なお、過去1年間に不適合業務に係る改善指示を発出した機関には

                   S及びAは付与しない。

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- Zスコアーとは -

 極端な結果(異常値など)の影響を最小にしつつ各データのばらつき度合いを算出するために考案された「ロバストな統計手法」による統計量のことであり、ISO/IECガイド43-1(JIS Q 0043-1)に規程されているものです。


 Zスコアーの具体的な評価基準は、以下の通りです。

    |Z|<2 :満足    2<|Z|<3 :疑義あり    3<|Z|   :不満足

 

 

参考ホームページ