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「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書」について

微量PCB含有電気機器の課電自然循環洗浄方法について

経済産業省及び環境省は、平成27年3月31日付で、課電自然循環洗浄法を用いた微量PCB含有電気機器の使用中の洗浄処理を行う方法について、「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書」に取りまとめました。

この手順書では、5mg/kg以下のPCBを含有する大型の変圧器や付随機器の洗浄方法（課電洗浄期間は90日以上）の手順が記載されています（下図参照）。

また、洗浄処理完了判定の絶縁油のＰＣＢ濃度は、0.3mg/kg以下と定められています。さらに、手順書には、「洗浄処理完了判定のための分析実施者は、第三者分析機関とする」と記載されています。

当事業団では、分析精度の高い「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル」による分析法を確立し、これまでに多数の「絶縁油中のＰＣＢ分析」の受注実績があります。

なお、分析費用は、1検体あたり8,000 円（税込み8,800円：採油キット及び容器の発送料は、全て弊社が負担（無料） ）です。

洗浄処理完了判定のためのＰＣＢ分 析は、当事業団にお任せ下さい。

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課電洗浄フロー図（微量PCB含有電気機器　課電自然循環洗浄実施手順書より）

課電洗浄対象機器

以下の条件を満たす機器

  1. 絶縁油のＰＣＢ濃度が5mg/kg以下かつ銘板絶縁油量が2,000L以上の使用中の大型変圧器
  2. 当該変圧器本体に付随し、絶縁油のＰＣＢ濃度が5mg/kg以下である次のもの
    • 負荷時タップ切換装置及び浄油機
    • エレファント
    • 感温部
  3. 当該変圧器本体に付随するブッシングが次のもの
    • 共油型
    • 密封型及び共油・密封共存型であって、絶縁油のＰＣＢ濃度が0.5mg/kg以下のもの
  4. 当該変圧器本体に中間室（開閉器との接続部）が付随しないもの

 

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一般財団法人三重県環境保全事業団　　科学分析部第一分析課・第二分析課

電話：０５９-２４５-７５０８　FAX：０５９-２４５-７５１６

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