三重県地球温暖化防止活動推進センターでは、三重県と共催で「COOL CHOICE(=賢い選択)」をテーマに、2019年12月15日(日)に「メッセウイング・みえ」において、「みえ環境フェア2019」を開催しました。
当日は天候にも恵まれ、約5,000人の方に来場いただきました。
フェアは、鈴木英敬三重県知事の脱炭素宣言でスタート。2050年までに県域からの温室効果ガスの排出実質ゼロを目指す「ミッションゼロ2050みえ」を宣言しました。
宣言に続き、小泉環境大臣からのビデオメッセージが披露され、朴恵淑センター長と知事が脱炭素をめぐるトークを行いました。
その後、長年、地球温暖化防止活動推進員として活躍した推進員への感謝状贈呈、地球温暖化防止啓発ポスターコンクール入賞者の表彰式が行われ、興奮の面持ちで知事との記念撮影に収まっていました。
展示場では、企業、環境団体、学校、行政機関等77のブースで、エコカー・移動式水素ステーションや風力発電システム模型の展示、木の実や間伐材等の自然素材やリサイクル素材を使った工作等が行われました。
白熱電球とLEDの無償交換、LED照明等の省エネ家電の廉価販売、エネルギーを必要としない住宅の紹介の他、規格外品等の廉価販売を行う「もったいない市」も開催されました。その他、相可高校調理クラブによるまごの店弁当の販売や、四日市農芸高校による花や加工品の販売も行われました。
午後は、嘉田由紀子参議院議員(元滋賀県知事)をゲストに、朴センター長と環境トークが行われました。テーマは「地域・地球環境問題と国連持続可能な開発目標(SDGs)」です。
なお、フェア開催に伴い、来場者と出展者の移動、会場の照明・暖房、ポスター・チラシの印刷等で排出されるCO2については、今年も、井村屋グループ株式会社から自社工場でのCO2削減分のクレジットを提供いただき、オフセットを行いました。