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「家庭からの二酸化炭素排出量の推計に係る実態調査 全国試験調査」結果概要

世帯人数とCO2排出量の関係
・世帯人数が多い世帯ほど1人当たりCO2排出量が少ない(図18、図19)。
・世帯人数が比較的多い地方は北陸、東海であり、比較的少ない地方は北海道、関東甲信である(図20)。

省エネルギー行動実施率
・省エネ行動実施率が「80%より大きく100%以下」の世帯は、全体の平均より約10~15%CO2排出量が少ない(図22、図23)。
・年間世帯収入が高いほど省エネ行動実施率が低い傾向にある(図24)。.
・省エネ行動実施率が「80%より大きく100%以下」の世帯は、北海道で28%と最も高く、沖縄で17%と最も低い(図25)。

冷蔵庫の普及状況
・冷蔵庫の製造時期が新しい世帯ほど照明・家電製品等からのCO2排出量は少ない傾向がみられる(図26)。
・世帯主年齢が高いほど製造時期が2000年以前の冷蔵庫を使用している割合が大きい(図27)。
・世帯主年齢が高いほど冷蔵庫を2台以上使用している世帯が多く、60歳以上の22%が使用している(図28)。

二重サッシ等の普及状況
・二重サッシ等がすべての窓にある世帯の暖房からのCO2排出量は、二重サッシ等を持たない世帯からのCO2排出量に比べ少ない(図29)。
・地方別に二重サッシ等の有無をみると、南にいくにつれて普及率が下がる傾向がみられる(図30)。

LED照明の普及状況
・年間世帯収入が低い世帯ほどLED照明を使用していない割合が大きい傾向にある(図32)。
・地方別LED照明の使用状況をみると、沖縄ではLED照明を使用している世帯が少ない(図33)。
・賃貸住宅や給与住宅よりも持ち家の方がLED照明を使用している世帯の割合が大きい(図34)。

(図は、環境省報告添付資料参照)

http://www.env.go.jp/press/102696.html