2020年2月26日(水)、津市立一身田小学校の6年生122名を対象に、「地球温暖化で未来がどうなるか」というテーマで出前授業を行いました。
最初に、環境省作成のDVD「2100年 未来の天気予報」のうち、温暖化対策をしなかった冬の予報(1.5℃目標未達成)を視聴しました。
次に、世界と日本と津市の気温が上昇していること、二酸化炭素には温室効果があること、二酸化炭素があるために地球の気温が住みやすい温度になっていること等をお話しました。
教室のあちこちに置いた濃度計で、身の回りにどれくらいの二酸化炭素があるかを確かめました。
江戸時代以前の暮らしと今の暮らしを、交通、冷暖房、調理など様々な面で比べて、今の暮らしがたくさんのエネルギーを使うことで成り立っていることをお話し、エネルギーを使う際に大量の二酸化炭素が発生していることを説明しました。
地球温暖化が進んできたために、現在、世界や日本で発生している災害や異常気象の具体例を示した後、私たちが生活の中でどんな行動や対策を取れば良いのかについてお話しました。
最後に、「2100年 未来の天気予報」の、温暖化対策を強化した場合の、冬の予報(1.5℃目標達成)を視聴して、みんなで頑張れば、こういう未来に変えられるという話で授業を締めくくりました。
盛り沢山の内容でしたが、子どもたちは終始、熱心に耳を傾けてくれました。