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鈴鹿市立石薬師小学校で「電気と発電」の出前授業を行いました(7.2.4)

落合推進員 吉田推進員


    2025年2月4日(火)に鈴鹿市立石薬師小学校で、6年生を対象に「電気と発電」の出前授業を行いました。

    「電気はどこからやってくるのだろう」の質問から授業を始め、家々のコンセントから伸びた送電線の先に発電所があることに気付いてもらいました。
    発電方法には、火力、水力、原子力、風力、地熱発電など様々な種類がある中で、今の日本はその多くを火力発電に頼っていることを話し、その後火力発電の仕組みをボイラー、タービンなどの働きを交えて説明しました。
    次に「手回し発電機」を3つの電灯(白熱球、蛍光灯、LED)に接続し、その違いについて体験してもらいました。さらに、簡易式の火力発電装置を使って実際に発電する仕組みを見学してもらいました。
    火力発電では水を加熱するのに化石燃料を多く使うため、二酸化炭素を発生させ、それが地球温暖化につながっていることも説明しました。
    その後、地球温暖化の影響を病気、気候変動、食糧不足の3点について説明し、また地球温暖化の原因となる二酸化炭素の発生については今日勉強した発電、産業、運輸の3点が多く関わっていることを説明しました。
    次に、地球温暖化にブレーキをかけるために、自分ならどんなことができるかを考えて発表してもらいました。
    もうすぐ中学生になる6年生のこの時期に、人として自然や社会問題にどう関わっていけばよいかを考える機会になってくれたら、と思いました。

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