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四日市市塩浜地区でダンボールコンポスト講座を行いました

田中推進員

   平成28年12月15日(木曜日)に、四日市市塩浜地区市民センターでダンボールコンポスト講座を行いました。
   今回22名の方が参加してくださいました。

   コンポスト堆肥のでき方のメカニズムと堆肥が植物にどのような好影響を与えるかについての研究成果を紹介しました。(阿江元神戸大農学研究科教授の理論)
   コンポストの堆肥化が未熟であった場合の弊害を紹介し、熟成の重要さを理解していただいたかと思います。

   玉ねぎの苗を植えたが、全部枯れてしまったとの実例を紹介しました。
原因は鶏糞を混ぜて畑を耕した後、その日に植えたことから、鶏糞の未熟(熟成されていない)による立ち枯れの可能性が高いと思われます。
   市販の乾燥鶏糞、牛糞堆肥は熟成が完了していないものがあり、未熟な場合、堆肥の分解途中でペクチン(細胞壁)分解菌が増殖し、幼苗の柔らかな細胞壁を溶かし、病原菌が植物に侵入したために起こる立ち枯れが原因と考えられます。
   同じような経験した方が、参加者の中に2名いらっしゃいました。
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今回新規の方が1名参加いただいたので、後で個別に詳細説明を行いました。