当事業団では、東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所からの放射性物質漏洩事故発生直後から、三重県内の放射性物質測定分析分野のリスク管理に向けて、分析体制の整備を行い、平成23年7月25日より測定分析業務を開始しております。主な測定分析方法は、以下のとおりです。温泉中のラドン測定はこちらへ>>>
検体の種類や検査目的に応じてご用命ください。 >>>依頼方法はこちらです
放射性物質測定の料金表
項目
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分析法
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目安の検出限界値*1
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料金(税別)
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セシウム-134
セシウム-137
ヨウ素-131
(簡易検査)
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(測定時間:600秒に固定)
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2Lのマリネリ容器を使用
:10Bg/kg前後
100mLU8容器を使用
:25Bq/kg前後
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7,000円
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セシウム-134
セシウム-137
ヨウ素-131
(精密検査)
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(測定時間:基本2000秒)
(測定時間延長の場合、追加料金)
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2Lのマリネリ容器使用(水・米・茶)
:1Bq/kg前後
100mLU8容器使用
(廃棄物、土壌など)
:5~10Bq/kg前後
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10,000円
+
測定時間延長料金
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3核種以外の放射性物質
(ただし、γ線を放出しない核種は除く)
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基本料金:10,000円
+
測定核種数
×2,000円
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全核種検査
(ただし、γ線を放出しない核種は除く)
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(測定時間:20000秒以上)
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50,000円~
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温泉中のラドン測定
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18,000円~
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お問合せ下さい
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お問合せ下さい
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①放射性ヨウ素(I-131)、放射性セシウム(Cs-134、Cs-137)など(その他の放射性核種の測定も可能)
②全核種検査(γ線を放出する核種が対象(135核種)・個別定量も可能)
※β線のみを放出するストロンチウム90・89は対象外です。
2.測定方法:
①緊急時における食品の放射能測定マニュアル
(厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課:平成14年3月)
②肥料中の放射性セシウム測定のための検査計画及び検査方法
(農林水産省消費・安全局農産物安全管理課:平成23年8月)
③水道水等の放射能測定マニュアル(厚生労働省健康局水道課:平成23年)
3.分析対象:
飲料水、環境水(地下水、河川水、海水含む)、排水、プール水、土壌、底質、堆肥・肥料、食品(米、農産物、牛肉、牛乳、農産物、海産物など)、製品など
4.試 料 量:
簡易検査:200~300g
精密検査:水試料 2L以上
米 2kg以上(200gでも可能。ただし、定量下限値が5Bq/kg以上)
茶 2kg以上(200gでも可能。ただし、定量下限値が10Bq/kg以上)
その他食品、製品など 200~500g
5.搬送方法:
試料毎にポリビン又はビニール袋に入れ、密閉して、お持込又は宅配便でお送り下さい。
6.検査納期:
2~7日(検査状況によっては、遅れる場合もあります)
7.その他:
ゲルマニウム半導体検出器 | 測定画面(セシウム検出) |
測定試料(U-8容器) |
NaIシンチレーションサーベイメータ | GM計数管式サーベイメータ |
1.依頼書に必要な事項をご記入下さい。なお、依頼書はこちらです。
2.試料送付前に、依頼書をFAX(又はお電話)で送信して下さい。
FAX番号059-245-7516
3.試料ごとにポリビン又はビニール袋に入れ、密閉して下さい。なお、試料採取用の容器が必要な場合は、こちらから専用の採取容器をお送りします。
4.1.で記入した検査依頼書を同梱して、下記住所宛に試料を送付して下さい。なお、試料については、直接、当事業団にお持ち頂いても結構です。
<<試料送付先>> 〒510-0304 三重県津市河芸町上野3258番地 一般財団法人 三重県環境保全事業団 科学分析部第二分析課 宛 電話:059-245-7508 |
- 注意事項 -
①測定後の試料(液体試料は除く)は、原則、ご返却させて頂きます。
②試料の形状によっては、依頼をお受けできない場合がございます。また、サーベイメータによるスクリーニングの結果、高濃度の放射線が検出された場合は、検査をお断りさせて頂く場合もあります。ご了承ください。
③試料到着後、直ちに分析を開始します。その後、請求書を郵送させて頂きますので、原則、料金は前払いでお願いいたします。
④高濃度の放射線が検出された試料については、測定後、返却させて頂きます。