熱分解-GCMSは、前処理を行わず直接試料を熱分解装置(パイロライザー)にセットしますので、不溶不融の試料(ゴムや高分子材料など)でも分析でき、そこで発生した成分を分析することで、もとの高分子の組成や微細構造を解析することができます。
また、加熱により発生したガスを直接分析できることから、材料に含まれる微量の添加剤の解析にも適しています。
熱分解温度:通常590℃(220~920℃)
検査料金:55,000円~/1測定
※定性成分は、強度が高い順に10成分まで(以降5成分追加ごとに追加料金が発生します)
py-GC/MS装置
ポリスチレンのpy-GC/MS分析測定チャート
通常のGCMSでは測定できないポリマーや異物を調べる。
FT-IRでは判定できない、モノマーレベルの定性分析ができる。
黒色の異物・ゴム類の定性分析
科学分析部第二分析課企画開発チーム
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