<<PCB含有の有無の確認には、絶縁油中のPCB分析が必要です!>>
使用中、または保管中の重電機器中(トランス、コンデンサなど)における絶縁油中のPCB含有量について、2027年3月31日までに処理基準である0.5ppm(mg/kg)以下であるかどうかを確認の上、処分(又は委託)する必要があります(ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法)。 また、PCBが使用されていないとされる1972~2003年に製造された電機器中(トランス、コンデンサなど)についても、微量のPCB汚染が確認されており、早期のPCB含有量の確認する必要があります(平成16年2月17日:環廃産発第040217005号)。 |
当事業団では、既に「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル 」による分析法を確立し、多数の「絶縁油中のPCB分析」の受注実績があります。
また、この度、お客様のご要望にお応えした新料金を設定させて頂きました。是非、この機会にPCB検査を受けられることをお勧めします!
〇分析費用:1検体あたり8,000 円(税込み:8,800円)
○採油キット及び容器の発送料は、全て弊社が負担(無料)
○分析方法:簡易測定法マニュアル2.2.4.1加熱多層シリカゲルカラム/
アルミナカラム/ガスクロマトグラフ/四重極型質量分析(GC/QMS)法
※低濃度PCB廃棄物確認試験にも対応。>>詳細はこちらのHPへ
※微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄確認試験にも対応。>>詳細はこちらのHPへ
※建築用シーリング材中のPCB分析にも対応。>>詳細はこちらのHPへ
検査結果の成果品としては、検査結果書(検査成績書)、検査済みシール、結果一覧表(2検体以上のご依頼の場合)となります。
なお、測定チャート類が必要な場合、提出可能です(別途料金が必要)。
お申し込みは、下記申込方法の概略を参考にして、「絶縁油中のPCB混入確認検査オンライン申込み 」に入力、または、「絶縁油中のPCB混入確認検査FAX用依頼書(PDF) 」に記入してFAXをお願いします(2回目以降のご依頼はお電話でも可能です)。
不明な点等がございましたら、下記までにお電話でご連絡下さい。 |
|
検査キット(無料貸し出し) |
当事業団では、絶縁油中のPCB混入確認試験に、「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第2版:平成22年6月環境省廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)」-2.2.4.1加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/ガスクロマトグラフ/四重極型質量分析(GC/QMS)法と2.2.3.1加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/トリプルステージ型ガスクロマトグラフ質量分(GC/MS/MS)法を採用しています。
GC/MS/MS装置 | GC/QMS装置 |
なお、下記の精度管理項目も定期的に実施しています。
●定期的な操作ブランク及び二重測定の確認
●機器の感度及び定量下限値の確認
●測定対象試料中のクリーンアップ回収率の確認
●標準試料の回収率試験の確認
また、簡易測定法マニュアルの前処理方法概要と実施の絶縁油中微量PCBの測定チャートは、下記に示してます。
絶縁油中PCB前処理方法(簡易測定法マニュアル)
微量PCBが混入した絶縁油の測定チャート例(2から4塩素化) |
微量PCBが混入した絶縁油の測定チャート例(5から7塩素化)
|
微量PCBが混入した絶縁油の測定チャート例(8塩素化) |
科学分析部第一分析課 管理チーム
電話:059-245-7508 FAX:059-245-7516
依頼書及びオンライン申込み