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製品中の塩素系難燃剤DP(デクロランプラス)分析の受託開始について

   デクロランプラス(DP)は1960年代から製造されてきた塩素系難燃剤であり、DP は耐熱性、耐候性が高く、高電圧下でも電気絶縁性を保持する性質があり、さらに白色で製品を容易に着色できるため工業材料として優れ、電線やケーブルの被覆材などの難燃剤に使われています。

   一方、米国環境保護庁(U.S.EPA)では高生産量化学物質(HPV)に指定されており,北米五大湖周辺の環境中から高濃度で検出されたことから環境化学の分野で注目されています。また、カナダでは、2022年5月14日、特定有害物質禁止規則(Prohibition of Certain Toxic Substances Regulations, 2012)を改正する草案がカナダ官報に公表されるなど、今後規制される可能性が高い化合物として注目されています。

   弊団では、お客様のニーズに対応できるように、製品の塩素系難燃剤DP(デクロランプラス)の受託分析を開始させて頂きました。

  ぜひご利用下さい(料金を含む詳細な情報は、下記のホームページをご覧下さい)。

     >>>製品中の塩素系難燃剤DP(デクロランプラス)分析のご案内

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