中部地方環境事務所では、「第7回地球温暖化に関する中部カンファレンス」を下記のとおり開催します。
今、気候変動リスクを踏まえた世界の動向のひとつとして、 海外では既に、大手金融機関、機関投資家が、石炭等の化石燃料を「座礁資産」と捉え、投融資を引き上げる動き(ダイベストメント)や、保有株式等に付随する権利を行使する等により投融資先企業の「取組」に影響を及ぼす動きが起きています。
今後、CO₂の大幅削減を求められた場合、我が国においても避けられない影響に対して、「座礁資産」それに係る「ダイベストメント」、「エンゲージメント」とは何か。
また、化石燃料を必要とする資産等を所有する企業や家庭がどのように適応すべきかのヒントを、 世界の動向と我が国の現状と方向性についての最新情報を今回のカンファレンスでは説明します。
1 開催日時等
開催日:平成29年3月2日(木)13:10~16:55 (開場、受付開始12:50)
会 場:名古屋国際センター別棟ホール(名古屋市中村区那古野一丁目47番1号)
※会場へは、公共交通機関等の御利用をお願いします。
※中部カンファレンスの開催により、名古屋国際センター別棟ホールの電気使用量から
排出されるCO₂は、岐阜県東白川村森林組合が創出しましたJ-VERで
オフセットします。
J-VER名:岐阜県、東白川村森林組合「FSC認証林」間伐プロジェクト~つちのこ村で、
環境にやさしい里山づくり~
※「ペーパーレス化の取組」の推進について、ご理解とご協力をお願いします。
2 プログラム
13:10 【開会の挨拶】
環境省中部地方環境事務所環境対策課長 永井 均
13:15 【基調講演】気候変動COPから見られるビジネス界等の潮流(仮題)
名古屋大学大学院環境学研究科教授 高村 ゆかり
14:05 【講演】最近の気候変動リスクに関するダイベストメントとエンゲージメント活動の動向
(株) 伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリー代表取締役 兼 アナリスト 伊藤 敏憲
15:05 【休憩】
15:20 【講演】脱炭素社会に向けた、今後、ノンステートアクターに期待すること(仮題)
環境省地球環境局地球温暖化対策課長 松澤 裕
16:00 【質疑応答】
16:40 【クロージングコメント及び閉会挨拶】
環境省中部地方環境事務所長 三村 起一
(会場閉鎖:16:55)
3 定員
180名(参加費は無料です)
4 主催
環境省中部地方環境事務所
5 説明資料等の「ペーパーレス化の取組」を推進しています
環境省では、環境負荷削減の観点から、審議会等のペーパーレス化の取組を推進しています。 中部地方環境事務所においても、事務事業の一つである「地球温暖化に関する中部カンファレンス」を開催する事により排出されるCO₂をできる限り削減するため同取組を推進しています。
当日、プログラムを含めた説明資料等の配布はいたしません。
講師から掲載の承諾を得られた資料については、次のURLに掲載しますので参加者の皆様におかれましては必要に応じ印刷してのご来場をお願いします。
6 参加申込み方法及びその他詳細については、以下のURLをご覧下さい。
http://chubu.env.go.jp/to_2017/post_75.html
7 問い合わせ先
中部地方環境事務所環境対策課 課長補佐 萩ノ脇 TEL:052-955-2134