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鈴鹿市立国府小学校で自然災害の授業を行いました(5.9.27)

落合推進員
吉田推進員

   2023年9月27日(水)に、鈴鹿市立国府小学校4年生を対象に「自然災害」についての出前授業を行いました。
   まず、64年前の昨日9月26日、伊勢湾台風が三重県を襲ったことを話し、大雨や暴風、高潮などで5千人を超える人々がなくなったことを話しました。
   また、通学路を歩いていて地震に遭遇し、学校のプールのブロック塀が崩れ、その下敷きになって亡くなったのは、あなた達と同じ小学4年生の女の子であったことも話し、今日の勉強は、自分の命を脅かすものが自然災害であり、災害をよく知り、備えることの大切さを学ぶことが目標であることを話しました。
   初めに、自然災害の種類や起こり方について説明し、台風や水害など身近なものは理解してくれましたが、高潮は難しく気圧などの言葉を入れて説明しました。
   次に、自然災害の多くは地球温暖化に伴うものが多く、その原因となる空気中の水分量の多さに着目して説明し、地球温暖化を引き起こすものが二酸化炭素であり、二酸化炭素の発生には私たちの電気や自動車を使った生活が大きくかかわっていることを話しました。
   最後に、電気をできるだけ使わないようにする生活について考えてもらい、「冷蔵庫に怒られないようにする(ピーピーという警告音がする前に扉を閉めること)。」「見ていないテレビは消す。」「誰もいない部屋の電気を消す。」「エコバッグを利用する。」「木を植える。」など。実践できるものを挙げて取り組んでもらうよう促しました。

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                                      【推進員の話を聞く国府小学校4年生】