田中推進員
平成27年12月4日に、四日市市塩浜市民センターで『ダンボールコンポスト講座』を行いました。
今回は、継続者18名、新規者6名。合計24名の方が参加くださいました。
継続者から経験談を話し合っていただくとともに、当方より他の地域(県外)の活動内容を紹介しながらコンポストのやり方について復習を行いました。
①ナフタリン(樟脳)をコンポストの周りに置くことにより夏場虫が寄り付かなかった。
②10月にウジ虫が大量に発生し、こまめにすべてを箸で除いた。(腱鞘炎になりかけた)
③廃食油を入れ温度を上げて殺すことができた。
④コンポストをかき混ぜるシャベルは外に置かないで箱の中に入れておく。
⑤冬場の対策について
気温が低いため温度を高める方法として
・生ごみを細かく切り刻むか、缶の中に入れて棒で砕くことにより分解が早まる。
・米ぬか又は、廃食油100ml程度入れる。油は連続して毎日入れない。他
新規受講者のみ、さまざまなQ&A・疑問箇所・不安箇所の説明を行いました。
①地球温暖化に関するレクチャー(2050年天気予報等)
②先入観でかなり入れてはいけないものがたくさんあると思っておられたので、食べ物でコンポストに入れてはいけないものは殆どない。
③カニ・エビ殻は、分解しにくいが、有料肥料成分(キトサン)があるため、有機肥料としてぜひ使用していただきたい。
④コーヒーかすは、ろ紙がある場合は、紙は分解しにくいため、ろ紙が多く発生する場合はろ紙は入れない方がよい。
⑤異臭(腐敗臭)が出た場合かとか、分解が遅くて量が増えて来たら、生ごみ投入を2-3日中止して攪拌のみ行う。