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平成20年2月21日

中国産冷凍食品の農薬検出について(追報2)

平成20年2月20日の報道において、中国産冷凍ギョウザの袋から、ジクロルボスの他に毒性の強い有機リン系農薬「パラチオン」及び「パラチオンメチル」 が検出されていることがわかりました。また、中国産冷凍トンカツからやはり有機リン系農薬「ホレート」が検出され、横浜市保健所が業者に自主回収を指示し ていることもわかりました。

中国産の冷凍食品については、平成20年1月30日に有機リン系農薬「メタミドホス」が、平成20年2月5日には有機リン系農薬「ジクロルボス」が検出されています。このため、厚生労働省は、平成20年2月19日に検疫所に対し、以下の対応の通知が出されました。

(1) 違反食品等の製造者が製造した食品について、輸入の都度、貨物を保留の上、
ジクロルボス及びメタミドホスに係る自主検査の実施の指導
(2) すべての加工食品の輸入者に対し、製造者への確認等による原材料及び製造
加工の段階での残留農薬管理の確認の指導
(3) 違反食品等の製造者以外の製造者が製造した食品について、原材料及び製造
加工の段階での残留農薬管理を検証する観点から、有機リン農薬(ジクロルボ
ス及びメタミドホスを含む)に係るモニタリング検査の実施(平成20年2月19日)

当事業団では、有機リン系農薬の検出が頻繁に発生していることから、新たに下記に示した有機リン系農薬一斉分析(40成分:料金はご相談に応じます)を新たに設定しましたので、食品の安全性確認にご利用下さい。

なお、食品(特に輸入食品)のより高い安全性を確認するためには、有機リン系農薬だけでなく他の農薬成分も確認することが重要と考えますので、当事業団の残留農薬多成分一斉分析の実施をお勧めいたします。詳細は、食品分析のページをご覧下さい。


ご相談は下記連絡先までお願いします。
連絡先:調査部環境分析課 
TEL:059-245―7508
FAX:059-245-7516

 

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