近年、輸入食物中の残留農薬や無登録農薬の使用などが社会問題事例として多くあげられ、食品の安全に対する消費者の関心はますます高まってきています。そのような社会情勢のなか、厚生労働省は平成18年5月に農薬等のポジティブリスト制を施行し、約800種類の農薬や動物医薬品などの基準値が設定することで、食品中の残留農薬の規制を強化しました。
当事業団では、このポジティブリスト制に対応するとともに、最先端の分析技術及び装置を駆使し、公益法人としての業務で得られた幅広い知識・経験を生かした社会ニーズに対応したサービスをご提案させて頂きます。なお、異物検査や放射性物質測定、水道水中の残留農薬分析については、下記HPをご覧下さい。
>>>異物検査のHP >>>水道水中の農薬類分析のHP >>>放射性物質測定のHP
食品中(農作物・加工食品等)に含まれる残留農薬等の分析方法は、多様なニーズに対応できるように、多成分一斉分析法及び個別法の2通りを用意しております。
また、弊社の残留農薬分析を品質管理にご利用頂いています渥美中央青果株式会社様の事例を、こちらでご紹介させて頂きます。
当事業団では、「ポジティブリスト制度」対策に対応するため、最新のLC/MS/MS装置及びGC/MS/MS装置を使用した、信頼性の高く、安価で迅速な残留農薬一斉分析法を開発しています。お客様のニーズに応じて各種の多成分一斉分析をご提案させて頂きます。 →申し込み方法はこちら →オンライン見積はこちら
☆120成分一斉分析(PDF) 1検体:20,000円(税込み:22,000円)
→コストを重視しました。作物全般にご利用下さい。使用頻度の高い農薬を選定しました。
☆200成分一斉分析(PDF) 1検体:35,000円(税込み:38,500円)
→食品・作物全般などご利用下さい。有機塩素系農薬や過検出事例や使用頻度の高い農薬を選定しました。
☆300成分一斉分析(PDF) 1検体:50,000円(税込み:55,000円)
→輸入食品・作物全般・飼料など。
☆総アフラトキシン(B1,B2,G1及びG2の総和) 1検体:16,000円(税込み:17,600円)
→輸入食品・作物全般・飼料などに対応。定量下限値は、1μg/kg(ppb)です。 >>>こちらも参照
☆ネオニコチノイド系農薬(10成分:蜂蜜分析用) 1検体:20,000円(税込み:22,000円)
→アセタミプリド・ジノテフラン・イミダクロプリド・クロチアニジン・ニテンピラム及び代謝物(CPMF、CPF)・チアクロプリド及び代謝物(チアクロプリドアミド)・チアメトキサムの10成分です。蜂蜜の分析にご利用ください。 >>>こちらも参照
☆水道水中の農薬類分析はこちらのHPを参照にし下さい。
備考:穀物類、豆類、種実類、お茶類及び加工食品等は、上記金額に10,000円(税込み:11,000円)を追加させて頂きます。
(総アフラトキシンとネオニコチノイド系農薬は除きます)。
→申し込み方法はこちら →オンライン見積はこちら
LC/MS/MS装置 | GC/MS/MS装置 |
ご指定の単成分分析、一斉分析が不可能な項目及び確定が必要な場合などについては、個別分析で対応させて頂きます。農薬成分の種類によって、分析料金・納期などが異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
<<試料送付先>>
〒510-0304 三重県津市河芸町上野3258番地 |
注意事項:
食品中(農作物・加工食品等)に含まれるカドミウム、クロム、ひ素、鉛などの有害金属や、有用とされる、カルシウム、亜鉛、鉄などの金属の定量・定性分析業務を行います。
当事業団では、GC、GC/MS、HPLC、LC/MS/MS、LC/MS、IC、ICP、ICP-MS等の装置が装備されており、様々な成分の定量分 析の対応が可能です。それらの装置を駆使した食品(農作物・加工食品等)の品質管理分析について、ご提案させて頂きます。
ご相談は下記連絡先までお願いします。
連絡先:(一財)三重県環境保全事業団 第一分析課・第二分析課
電話:059-245-7508 FAX:059-245-7516